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納得しました。

 投稿者:籾田高志@附設高校  投稿日:2005年 7月25日(月)00時30分44秒
  丁寧なお返事(アドバイスまでして頂き)ありがとうございます。
自分から書き出したのにレイトリスポンスですみません。

補助金が“補助的”に使われるのであれば論題外性による攻撃は難しいということですね。

アドバイスを受け、内因性の議論をきちっと回せばかなり使えるのかも知れないと感じました。
逆に肯定側はそれを想定して作らないと駄目ですね。

テキストは今まで考えていなかったことまで書かれていて
考えさせられました。
新規参入の附設高校としてはあの様なテキストの存在は非常に助かります。

見ず知らずの一高校生の疑問に答えて頂き、本当に有難く思います。
それでは失礼させて頂きます。
 


どうもありがとうございます

 投稿者:管理人  投稿日:2005年 7月23日(土)00時08分29秒
  >籾田さん
どうもはじめまして。HPの管理人で四日市高校OBの天白達也と申します。
ご質問とご指摘ありがとうございます。

ご質問についてですが、ご存知の通り、ディベート甲子園のルールとしては、否定側は現状維持の立場をとることになっています。というわけで、否定側の取りうるオプションは「現状のままでも行われる(可能性のある)こと」だけです。可能性が問題となるのは、未来のことについて「確実に行われる」ということは無理だからです(閣議決定したとか、施行を待つだけだという状態であれば、ほぼ確実にとはいえますけど)。

すると、籾田さんのおっしゃる「実際補助金によって解決するなら、現状から一般財源でも国債でも出せば良い」という話は、それが現状で行われるという議論でない限り、そのままで否定側の支持できる議論ではありません。いわゆるカウンタープランが認められるのであれば、国債で実現させると言えばよいのですが。ですから、籾田さんのご理解は、方向性としては正しいと思います。カウンタープランが論題を否定できる理由としても、メリットに内因性があるか(現状の問題が論題に固有のものであるか)をチェックする役割が挙げられています(Counterplan as Justificationといいます)。
ただ、前述の通り、ディベート甲子園では否定側は現状の範囲でしか内因性を検証できません。

そこで、一つあり得る立場としては、現状でも同様の政策がとられうることを示す議論があります。例えば「補助金で環境ビジネスを支援する」という政策について、これが近い未来に採用されるであろうという証明は難しいでしょうが、肯定側への質疑などで「補助金などによるビジネス支援が必要とされていること」を確認し、そのための障壁は実際のところ何であるのかを問いただすことによって、将来政府が「本当に必要であれば」補助金などで支援を行う可能性があることとして内因性を叩けるでしょう。これが内因性を攻撃するアプローチでして、京都議定書の達成が炭素税によらずとも可能であるならば、炭素税を導入する理由はなくなります(より効率的であるとか、そういった話があれば別です)。ただし、肯定側の論理を借りてくるか否定側で証明するなどして、他の選択肢があることを示す必要があります。

もう一つは、論題外性によるアプローチです。これは、メリットが論題を支持することで得られるものかどうかを問題とします。炭素税であれば、炭素税の導入と、そこから生じる負担によって発生するメリットというのが、最も狭義に解釈したときの論題内の範囲です。
ここで注意すべきことは、炭素税のメカニズムを強化するためのプランは許されるということです。ですから、補助金にある程度依存するとしても、それが炭素税と組み合わされることで効果を発揮する(例えば、炭素税の負担を開発支援に還流することによる効果を考えることができますね)のであれば、これを論題外だということはできません。ある政策を考える上で、その政策の効率を最大化する施策が取られるのは当然だからです。ただ、これは程度によりますから、補助金が主であるような解決性であると認められる場合などは、それに応じて論題の意義は小さくなっていく(メリットの一部分しか論題によるものと評価できなくなっていく)でしょう。

論題外性を訴えるプロセスとしては、籾田さんの使われているような炭素税の定義をひいて、炭素税という論題の範囲を(上で述べたような狭義の範囲に)限定解釈し、その上で論題外のプランを確定し、そしてメリットが論題外のプランからのみ生じていることを訴えることになります。ここには「現状でも国債を出せば大丈夫」という次元の議論は関係してきません。ただし、メリットが論題外であることの傍証として、論題を採用しなくても実現するメリットであることを訴えることは有効だと思います。

長くなりましたが、結論としては、籾田さんの回されている議論は、論題外性の議論というよりは内因性のチェックにあたるように思います。ジャッジが取っているのは、「現状の問題が論題に固有のものである」というニュアンスでの内因性に関する理解によるのではないかな、と思います。どちらにせよ、言っていることは分かる話ですから。
論題外性の話は、例えば「補助金で炭素固定を行う」など、完全に税収のみに依存する議論に対する攻撃に使い、補助金と炭素税のからんだ議論については、補助金政策自体は将来も取られうるということを簡単に述べて(質疑と第一反駁での多少のコメントだけで言えるでしょう)、炭素税だけの効果を検証していく道具としていくことがよいのではないでしょうか。
分かりにくい答えかもしれませんが、何かございましたらまたご質問ください。

あと、ご指摘のあった箇所については打ち間違いでしたので訂正しておきました。どうもありがとうございます。
 
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論題外性についての疑問

 投稿者:籾田高志@附設高校  投稿日:2005年 7月22日(金)20時39分15秒
  突然失礼します。
九州地区の久留米大学附設高校、籾田と申します。
いつも興味深い四日市高校様の日記を愛読しております。

さて、Strategic Constractive&Rebuttal speech
を読んで論題外性について自分達の取り方に若干の誤解があるように感じました。
カウンタープランで消滅するような議論なら論題外と言って良いと考えていましたので、補助金による京都議定書達成の議論に対して、

炭素税は本来税収目的でない。(ピグー税の考え方のエビデンス)

実際補助金によって解決するなら、現状から一般財源でも国債でも出せば良い。

炭素税導入必要なし。

論題外

と斬って、意外と通っていたのですがこの論理展開は間違っているのでしょうか。
また、この議論を使いたいのならむしろ内因性の議論にして、京都議定書は現在でも達成可能
としても良いのでしょうか。

差しでかましく、また僕の知識不足かも知れないのですが、誤字と思った箇所がありますので挙げておきます。

P9 一行目とP49注2で論題充当性と思われる所が論題重要性となっていました。

何か気に障るような表現がありましたら、申し訳ありません。
ぜひお答え頂ければと思います。
 
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(無題)

 投稿者:通りすがり  投稿日:2005年 7月14日(木)10時51分57秒
  ディベート大会に出ていた現在17才のフジワラという三重県の高校生の方
をご存知でないでしょうか?

知っていたら高校の名前だけでも良いので教えて欲しいです
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

掲示板デビュー☆

 投稿者:ちょん  投稿日:2005年 6月30日(木)00時17分0秒
  お久しぶりです。
今年3月に四日市高校を卒業した、元ADC部員のちょんです。
最近、ちょっとした悟りを得た(笑)のでよければ聞いてください。

私は今まで、あまりディベートが好きではありませんでした。
ディベート部は好きだったので、毎日部活には行っていましたが、
試合の朝は本当にいつも憂うつで・・・。
純粋に突き進める飛影やプッカ、先輩たちがうらやましかったし、
私は皆さんに迷惑をかけていたと思います。
そんな私ですが、高校卒業後にディベートスタッフの仕事を始め、
中高生ディベーターのスピーチを聞いたり、アドバイスをしたりしているうちに、
ものすごくディベートが好きになってきたんです!
今では、あんなに嫌だった試合を、自分からやりたいと思うほどになりました。
客観的に見たら、かなり今更な話ですが、これからは、
いろんな行事に積極的に参加して、早くディベート界で役に立てる人になりたいです。

★後輩のみなさんへ★
東海大会、お疲れ様でした☆
すでに次の目標に向かってがんばっているかもしれないのに、
こんなことを言うのは本当に恐縮してしまうのですが、
今回の大会結果を、あまり悲観しないようにしてね。
1・2年生にこの先まだまだ目標とすべき大会があることは言うまでもないことだし、
それに、たとえ引退までパッとしなかったとしても、
これで最後。。。なんてことは絶対にないので。
実際、私は3年間、パッとしないどころかマイナスの影響与えちゃってたほどなのに、
引退後1年も経って初めて、ディベートに魅力を感じることができたんです☆
だから、とりあえずでも続けていれば、必ず道は開けるんじゃないかなって思います。

あぁ・・またよけいなおせっかいを・・・(>_<)
とりあえず、私がこの長い文を通して言いたかったことは、
「ディベート好きになりました☆」の一言だけなので、
皆さんあまり気にしないでくださいね。
以上、いつも自分の思いを抑えきれずに、
はずかしい文章を公にさらしてしまう性格をなんとかしたい、
心理学専攻(←関係ない?)のちょんでした。
 

レスポンスが遅くすいません

 投稿者:帝釈栗毛  投稿日:2005年 5月27日(金)01時42分6秒
  論題充当性の議論に関しては難しいとはおもいますがとりあえずの概要に関しては指導(?)校に説明してみようと思います。私のつたない説明でわかるかどうかはわかりませんが。
Falcons Libraryに関してはちょくちょくと利用させてもらっています。
載っていたテキストを去年の大学の印刷割り当ての消費がてら大量に印刷させて頂きました。完全に理解するほど読み込めてはいないのが現状ですがこつこつと消化していきたいです。
現代ディベート通論に関しても手に入れて一読してみたいと思います。

では。
 

ご感想どうもありがとうございます

 投稿者:管理人  投稿日:2005年 5月18日(水)01時15分40秒
  >帝釈栗毛さん
貴重な感想どうもありがとうございます。
論題充当性に関連する議論(広義で言えば論題と政策の対応関係)は、ディベート理論の論点でも一番重要で難しい部分です。日記ではそのごく一部について簡単に触れたに過ぎないわけですが、参考にしていただけたようで幸いです。
日記で紹介したような特殊な議論の方法は、教室ディベートではなかなか広まっていません。というのも、ジャッジの中にはいわゆるNDTスタイルの本格的アカデミックディベートを経験したことがない人が多い(とはいえ、少なからぬジャッジがESSでディベート狂いになっているわけで、そういった方は僕なんか及びもしない水準で理論を理解しています)ため、そういった議論が説明されないということが大きいでしょう。
しかし、本来は論題と政策の関係というのは重視されるべきであり、論題充当性も含めて、そうした視点から議論を用意することは教育的にも正しいし、ディベートをもっとおもしろくすると考えています。個人的には、そういう議論を用意してくるチームが出てきてくれればうれしいです。実は、先の春季大会でも講評の中で同じようなことを言ったんですけどね。
*ただし、多くの試合では出さなくてもよい状況だと思います。論題外性を説明するより、普通に切ってしまったほうがはやい程度の証明しかなされていない議論が多いので。

ちなみに、ディベート理論についてはJDAのホームページに過去にJDA-MLで議論された内容のまとめがあったりしますし、帝釈栗毛さんの先輩である関さんのHPから飛べるページなどにいろいろテキストがあったりします。また、今後DebateForum出版会で、僕が日記で度々引用する「現代ディベート通論」の再刊が予定されています。古いので微妙な記述もあるにはあるのですが、日本語でこれ以上の水準のテキストは存在しないと思います。興味がおありでしたら、ぜひそうしたページや文献をご覧下さい。ジャッジをされる上でも、非常に有益だと思います。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

ROMるだけでは失礼なので

 投稿者:帝釈栗毛  投稿日:2005年 5月16日(月)13時14分28秒
  感想おば書き込ませていただきます。あ、私はP&J→と同年代の二反をやってたやつです。
13日の日記を読ませていただいたのですが、常々税金の話になると考えていた論題充当性のお話をうまくまとめてくださり参考になりました。
注意書きはあるものの、今後の練習試合などではバンバンぱくった議論が展開されそうな気もしますが、大会までに洗練されてうまいこと勝ちに結び付けられる学校が出てくればこれも面白いかなぁとおもいます。

最後に、大会等ではまたお世話になりますがよろしくお願いします。
 
お得なプロバイダーとくとくBB

どうもお久しぶりです

 投稿者:管理人  投稿日:2005年 5月 3日(火)03時22分50秒
  >P&J←さん
どうもお久しぶりです。僕は覚えていますよ。
春季大会ではどうもお世話になりました。現役時代同様しょぼいスピーチでしか応対できず残念な限りです。

長くなるので詳細はまた別に書きますが、僕は「資料でパズル」というような問題は存在していないのではないかと思います。というか、パズル遊びすら出来ていない気がします。どのような資料の使われ方を問題にしているのかがちょっとよく分からないので話がずれているのかもしれませんが。

資料偏重主義といいますが、ディベートで論証が要求され、重視されるのは当然のことです。僕は、これには以下のような理由があると考えています。
1.現在採られているディベートパラダイムは政策形成パラダイムですが、これは議会における立法をモデルとしています。立法過程において十分な根拠が求められるのと同様に、論題採択を争うためには十分な根拠が要求されます。
2.資料による論証を十分に要求しない場合、不十分な議論が「それらしい」という理由で跋扈する危険があります。ですから、全ての議論に一定水準の客観的な証明を要求すべきです。
*逆に、「それらしくない」という理由で、資料があったとしても採用しないとすれば、それは議論を硬直させますし、不当です。結局、論理的妥当性だけで議論を判断することは、基準の設定も難しいことを考え合わせても、妥当ではありません。
3.常に客観的な証明を要求することが、ディベートの教育的効果によって重要であると考えられます。
4.証拠資料による客観的な証明を要求するということは、ディベーター本人の権威や知識ではなく、純粋な議論の内容を評価するというディベートの基本的な部分を維持するために不可欠な要素だと思います。

もちろん、資料さえあれば全て証明されるわけではなく、論理的な理由付け(ストーリー)の上に証明がなされていることが必要なのですが。おそらく危惧されているのはそのあたりなのでしょうが、ジャッジが資料さえあれば全ての議論を採用しているなんてことは有り得ませんし、僕の見るかぎり資料で全てを解決しようとする選手もいないでしょう。
むしろ、勝つ手段として「資料の上手な使い方」を教えることが重要ではないかと考えます。ディベートがマイナー競技であることの競技レベル次元での理由を論じるなら、それは資料偏重主義のような問題ではなく、端的に言って議論の理由付けや証明が浅いことでしょう。もっとも、ディベートが競技としての要素を堅持する限り、サッカーや野球のように誰でも見て楽しめるようなものにはならないと思います。

あと、JDAについては、高校のOBである関さんなどに相談すれば喜んで答えてくれるのではないでしょうか。もちろん、僕でよかったら、可能な範囲でお答えしますが。
2立は否定側の戦略がキモ(肯定側はあまり変わらない)で、2コン(two-constructive development)と呼ばれる、2回の立論で否定側の議論を完成させる手法と、ネガティブブロックの役割分担を押さえれば大丈夫です。セオリーについては、CounterplanとTopicalityについてネット上の資料(KDSのページなどにある)を参照したりすれば何とかなるでしょう。

>タブリスさん
ご連絡ありがとうございます。GW中には調整させていただきますので。
大量の部員獲得どうもおめでとうございます。四日市高校ディベート部の後輩たちもよろしくお願いします。
 
お得なプロバイダーとくとくBB

うわー、マジでお久しぶりです☆

 投稿者:P&J←  投稿日:2005年 5月 1日(日)00時21分10秒
  こんばんは。お久しぶりです。一応、ハンドルネームは昔のままです。
と言っても僕が誰だか、わかるのか、わからないのか。。。
ちなみに、今の四日市高校のディベーターにはほぼ100%わからない人ですので・・・
こんな人間が書き込んでごめんなさい。
ただ、ちょっと久しぶりに(おそらく私とこの間対戦した方が書いた)日記を見ていたら、書き込みたくなってしまったので。
私、T高校のOBで現在、金沢の大学に在学中のものです。(多分これで管理人さんはわかるはず)
日記読んでたら、なんだか納得してしまいました。
ってか、うちの学校も似たり寄ったりの感じです。まぁ、マシなほうなのかもしれませんが(汗)
ただ、後輩に色々教えていて、少し感じたのは、ディベートの教え方に関しても僕達はもっとグレードアップを図らなきゃいけないのかな、ってことです。
マスターズの時にも少しお話したと思うのですけれど、やっぱり今のほとんどのディベーターも勝つ手段として「資料でパズル」をしていると思うのです。そこら辺を是正していく手段を僕達スタッフの方は持っているのでしょうか?一応、僕の方も色々説明はするのですが、なかなかわかってもらえないし(^^;うーむ、難しい・・・・正直、資料偏重主義を打破しない事には、ディベートっていくらやっても結局マイナーな競技で終わりそうな気が僕はしてます。

ところで、なんだか知りませんが、某Y田君とJDAに出るかも・・・(あくまで「かも」)って感じなんですが、(実は僕はまだモチベーションが上がってない)その場合誰に相談すればよいのでしょうか?教えて下さい!!!2立論とかどうやったらいいか、とか。

ではでは。
 

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