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美舟漂流記〜1〜

 投稿者:けいIVALAちくちく  投稿日:2009年10月15日(木)01時52分27秒
  通報 編集済
  いつの間にやら「秋」しちゃってる東京の街に舞い戻りました……ヰと涼し。
色々な人々に助けられながら無事充実した航海を終えることができました。
主催者、共演者、お客さんの手厚いサポートにこの場を借りて感謝します。
勿論、漂流仲間のジャグズにもサンクス!

一回一回、一曲一曲、始まってから終わるまで予測不能の未体験ゾーンへの
挑戦(時々嵐)さながらでしたが、
不思議と演奏のたびに、妙に呼吸レベルでバンドの一体感が増してゆく……
ツアーならではの醍醐味を味わえました。
結局3日間で現在のレパートリを全曲(+1曲)演奏しました。

10/10 @夜想

ともしび
記憶の森
雨のあと
言葉
ぶくぶく
よごれなきかなしみ
ジャグジャグフットフットのテーマ
アトラス

ーーーーーーーーーーーーーー
10/11 @ease

サイン
はてない波
夜の声
シザーズブルース
昼下がり
walk slowly in this world
ぶくぶく
メリーゴーラウンド
メイデイ

(〜アンコール〜)
ジャグジャグフットフットのテーマ

ーーーーーーーーーーーーーー
10/12 @borzoi record

ひらくかな
記憶の森
ドリームボーイドリーム
荒野の愛
ジャグジャグフットフットのテーマ
シザースブルース
walk slowly in this world
ホワイトサンド昼〜ボルゾイレコードに捧ぐ〜
アトラス

(〜アンコール〜)
よごれなきかなしみ


10/10 in 京都
朝10時、京都に到着するなり今回の旅で最初で最後の4時間!練習、
何せレパートリの約半分がお互い始めて手合わせする新ナンバーです。
旅の初めからフルスロットル〜いきなり疲弊するは必定なれど、
おかげで挨拶代わりの音合わせが充分にできたので、ここでひとまずは安堵しました。
何せコニシさんはライブおろか、練習時は一切椅子に座らないので、
コニシさんより、か・な・り・ヤングであるところの我々としても、
そううかうかと椅子に腰かけるわけには参りません。
コニシさんてなんで練習の時も(休憩以外は)座らないんですか?

「パンクやからね!」by コニシ
「(コニシさんは)休憩も大好きだけどね……」by カオリ

これまではジャグジャグフットフットの録音やステージでは
ぼくはアコースティック・ギターを主に演奏していたのですが、
今回の旅では鳥取でのステージ以外エレクトリックギターを使うことにしました。
なかなかにロッカ度数が増してハートに火がつきがちな新鮮な感じです。

初日の京都は「夜想」というロックバーにて。
会場のSEは延々とTELEVISION、
センターのスクリーンにはジョニー・サンダース兄貴主演の名画
「WHAT ABOUT ME」が無声で流されております。
……昔この映画見て、エンディングの「You Can't Put Your Arms Around a Memory」
をソロでカバーしたなぁ〜

丸尾丸子さんや震える舌さんなどとも再会、
震える舌はホームとあってか、
東京で観た時よりもずいぶんリラックスした印象のステージでした。
久保田さんの、「揺らぎ」を繊細に探ってゆく唄と、
三木さんの飄々としたキャラ及び軽妙なプレイのコントラストが和やぎます。
丸尾丸子さんのライブを観るのは、実は個人的にこれが初めてです。
向こうから自然にやってくるような感じでするっと歌われる
その唄の確かさ、正直さに度々ハッとするのでした。
昔ながらのJ-ブルースロック弾語り〜みたいな
お店の常連とおぼしき方も出演していて、
う〜ん、こういう音楽って関西では根強いんだな〜
とばかりに若めのお客さんの盛り上がりをも獲得しており、
不思議なカルチャーショック&旅気分を味わいました。
アンコールは、例のしわがれた酔いどれ口調で
「……ほならAmでちょいと遊ばせてもらおか?」と始まるジャムセッション……
もはや京都人の血肉となっているのだろう、
古典文化保全スピリッツに本気で関心&感心。

コニシさんも「ブルースって京都では根強く人気あるんよ」とおっしゃってた。
「京都(関西)ではブルースって普通の女子大生でも聴くからね。マジックサムとか。」
え! マジックサム好きの女子大生って……ソレホントなんですか!?
さらに姫路から鳥取に向かう車中にてヤマグチさんにその話をしたところ、
「ブルースバンドやってる友達がいてて9年前とMCが全然変わらんヤツもおるよ……
まず最初に絶対「先日リバプールから帰ってきました○○です」って言いよんねん」
とのこと。えええ! リバプールって……
そうなるともうブルースだかビートルズなんだかよくわかりまっしぇん!
そうか、ビートルズ経由のブルース=関西ブルースなのかしら?
独自のカルチャー形成しちゃってるなぁ〜なんて感心したものでしたが、
まんまとコニシ&ヤマグチ両氏に担がれたのかもしれません。
……実際のとこどうなんだろ、関西にお住まいの方、
今度ライブしに行くことがあったらどうか真相を教えてください。

ジャグジャグ〜はKY(空気読メない)なロッカナンバー中心のセットにて
ファズなどぶいぶいゆってみました……コニシさんが。
ぼくはファズを足下にセッティングするも結局は一度も踏んでないような……
アレ踏んだのかな? どうだったかしら???
「言葉」という曲の間奏では、当初コニシさん作の詞をリーディングしようと思って
いたのですが、迂闊にもプリント紙を自宅に忘れてしまい、
道中それに気がついて急遽、東京からの行きの車中で作った詩など
リーディングしてみました。
この曲をはじめて演奏した七針のライブでは、
たまたまうちにあった田村隆一さんの詩集より「叫び」の一節を引用〜朗読したものの、
前回はコニシさんの要望で「最後の夜」というコニシさん作の詩を読みました。
そして3度目の今回はまぁ縁あってか、
こういう詩がポコっと出てきたというのも面白いかもしれない。

バーの店員さんのウェルカムを重んじる雰囲気だとか、
PAさんの細やかなお心遣いなどは特筆すべき温かいものがあったのですが、
いかんせんお客さんにはあまりウケなかったような。
自分個人としては演奏に結構な手応えも感じていたのですが……
次回の京都はブルースで勝負だぜ!

それでも、前回6月に神戸ビッグアップルに
マイパルを聴きにきてくれたという方もいらっしゃってたそうで、
今宵のショウも楽しんでくれたそう。
このように声をかけて頂けるのはとても遠征冥利に尽き、嬉しいことです。

終演後は震える舌や丸尾さんらと談笑しながら、
コニシさんに奢ってもらった夜想オリジナルカクテル「NO NEW YORK」を愉しんだり、
(震える舌久保田氏曰く「MARSの味がする!」とのこと)
コニシ・カーにて、今宵ブルースの人が1曲目にカバーしてた
Beatlesの「Dear Prudence」の原曲を聴き返すなどして
京都の夜ははんなりと更けてゆきました。

walking with jugs(p; kaori)
 
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