|
|
早稲田cat's cradle 修了ありがとうございました
なんだか個人的に、終始気持ちのチューニングが合わずじまいにて、
せっかくお運びの皆様におかれましては、
どうにもしょっぱい演奏を聴かせてしまってすいません>各位
恥ずかしながら、
最後の1曲の段にてふと我に返り、ようやく立ち直ったという体たらくでして……
前半はというと、手が石にでもなったような重い感覚に支配されておりまして、
何ともキレのないどよよ〜んとした演奏でした。
緊張した時にもそのような前後不覚な感覚に支配されることはありますが、
今回のソレは緊張の類いとも違う……とにかく色々な心象模様がモアレを起こして
どうにもアノ時、アノ場所で自分達の音楽を演奏したい!
という気分まで持っていけなかったのです。
「場」が自分に及ぼす、ささいな外的影響の連なりもあるにはあったのですが、
全ては自分の至らなさが原因でございます。
最近割とイイ調子で「ライブ」を楽しんでた自分でしたから、
まぁそういうときにこそ、えてしてこういう落とし穴が
口を開けているモノですよね、経験上。
ヘタこいた〜アヲーン!
……ですけど終演後何だか悶々として、徒然なるままに黙々と手帳に画を描いたり、
明け方に曲を作ったりするなどしてたらいつの間にか気が紛れました。
最近立直りや切替えが以前より俄然早くなっておる自分がおります。
現実的な反省をサラっとしたら、
もうそこにはすでに次にやるべきことが順番待ちしている、
という現状もあるにせよ、
昔より大分図々しくもなったのかもしれません。
何より、大分型くずれしたアウトレット仕様ではあったとしても、
どうしようもなく自分達の今の顔=ライブミュージックは演奏し(せざるをえなかっ)たとは思います。
(これは自分で直視するにはブサイクが過ぎますが……今更どうにも仕方がないんです)
おなじみギンレイにて二本立て……
行ってるヒマもあまりなかったんですけど、
今回はどうしても見たい二本だったので二日に分けて足を運びました。
「ウェディング・ベルを鳴らせ!」>
エミール・クストリッツァの最近作。
セルビア発婚活ムービー?
今回も、終始猥雑で品がなくてクレイジーでサイコーでした。
独特の喜悲劇の同居はまたもや一級で泣いていいのか笑っていいのか……
(結局は笑っちゃうんですが)というおなじみの、
いかんともしがたいツボが刺激されっぱなしでした。
それにしてもクストリッツァ作品って
動物、とりわけニワトリがよく出てくる……気がする。
「アリゾナドリーム」でも、火事の最中でニワトリが暴れて、
抜けた羽が飛びまくってたり、ジョニーデップがニワトリの真似してたり……
とかなり混沌としたシーンが個人的に印象的でした。
「黒猫白猫」でもそこら中をニワトリはじめ、
小動物が終始暴れまわってたっていう印象がある。
……両方ともずいぶん前に観たので記憶に自信がないけど。
その「黒猫白猫」、「アンダーグラウンド」でもおなじみの、
ミキ・マノイロヴィッチ氏が、今作では遂には
その暴れ回るニワトリを獣姦した上に、
銃で打ち抜いてしまう(!)という非道シーンまで登場して、
ますますもってクストリッツァ作品における
「ニワトリ」の立ち位置は意味不明さを増すばかりです。
ちなみにミキ・マノイロヴィッチ氏はその後、
主人公の少年に(小さな声で)「去勢」されてしまうんだけど……トホホ。
これはクストリッツァ的イコンに手を出した罰なんだろうか?
それにしてもミキ・マノイロヴィッチ氏はビーフハートの
キャプテン=ドン・ヴァン・ブリートにそっくりすぎる!
クストリッツァ作品といえば、お約束のバルカン・ジプシー・ミュージックですが、
今作では監督の息子(出演もしてる)のバンドが音楽を担当したそうです。
「それでも恋するバルセロナ」>
ウディ・アレン監督作。
「ギター弾きの恋」、「スコルピオンの恋まじない」、「さよなら、さよならハリウッド」、
「僕のニューヨークライフ 」、「メリンダとメリンダ」、「マッチポイント」、
「タロットカード殺人事件」……
振り返ってみたら全部、かつて同ホールの銀幕にて拝観した作品ばかりだったけど、
ミレニウムを迎えてからのウディ・アレン監督作品には心底ハズレがないな……
個人的には全作品素晴らしいよ!
コンスタントに新作を繰り出してくる、その老いてますますな現役感も凄いけど、
そのどれもが最高にニヤニヤ、ドキドキ、ワクワク、ホクホクでけて……
もはや無敵のエンターテナーですよね。
ウディ・アレンご本人の最近のショボくれたオトボケ演技も大好きなんですけど、
今作では出演してなくて残念!
……かに一瞬思われましたが、
代わりに(といってはなんですが)最近、個人的に好きなハビエル・バルデムが主演!
ウディ・アレンmeetsハビエル・バルデムだなんてハズレるわけないですよね。
今回は、
ペネロペ・クルスに始まりスカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール……
と次から次へと美女のハートをさらってしまうカリスマ・アーティスト役がズっぱまり。
しまいにはペネロペ・クルスとスカーレット・ヨハンソン……
三人相思相愛にて同居生活をスタートしてしまう「ミスター・フリーダム」っぷり。
レストランで食事する初対面の女友達二人組(S・ヨハンソン、R・ホール)の
前に突然立ちはだかり、
「オビエドで一緒に週末を過ごさないか。
三人で観光したり、お酒を飲んだり、セックスしたりして」
などとナチュラルに真顔で、
あまりにダイレクトなモーションを繰り出す御大!に思わずシビれます。
ペネロペ・クルスの自殺未遂の報をきいて、素っ裸にシャツをサラッとはおった状態で
自身の真っ赤なオープンカーに飛び乗るシーンがあるんだけど……アレ思わず惚れるね。
恋愛、アート、才能、自由、保守、社会性、倫理観……などを巡る
ウディ・アレンの笑えて深い観察や哲学があちこちに洒脱に散りばめられていて、
またしても見応え充分な傑作、またもや終始ニヤニヤでした。
ウディ・アレンといえば、劇中のオールド・ジャズがいつも洒脱ですが
今作では終始セクシーなスパニッシュ・ギター、
広い庭の中心にある円形広場みたいなロケーションで、
ひそやかに催されるギター・コンサートのシーンがイイですね。
(……このコンサートの直後、H・バルデムとR・ホールがイタしてしまうことに)
いつか行ってみたいな、バルセロナ〜オビエドの美しい街並みもグレイトです。
ところで余計なお世話ですけどペネロペ・クルスの、
最近顕著なあばずれビッチ傾向はいかがなものなんでしょうか?
「パッチギ!」のエリカ様じゃないけど、
かつて「オール・アバウト・マイ・マザー」辺りで
始めて彼女を観た時と最近の配役ではずいぶんと印象が違うような(焦)……
それにしてもぼくの隣に座った女性の執拗なラウド・ノイズの攻勢には参りました。
予告編の上映がすんでもなお気にする様子も一切なくビニール袋をワシャワシャ……
どうも、大きなビニール袋内に小分けになった小さなビニール袋を
むきながら菓子パンをパクついてるようなのです。
まぁ映画館ではよくある不運な光景といえばそうなのですが、
この女性2コ、3コとパンを平らげていきます。
彼女がパンを口に運ぶ度にこぼれる、
はた迷惑にスィ〜トな押しつけがましいかほりと一緒に、
アノ映画の「天敵」ともいうべき、
その無機的に余りある、ビニールの無粋な摩擦音が
シャカシャカと場内にこだまし続けています。
小心者の自分は女性に注意することができずにもんどり打ちながら
「せいぜい3コ(くらいしか食べない)だろうな……」
などとその間、映画に集中できずに隣で独りガマンしておったところ、
何と彼女はいそいそと4コ目、5コ目の菓子パンに手を付け始めたではないですか!
しかも今度はご丁寧にアルミホイルの客演によるノイズ・ハーモニー付きです!
しかもスクリーンはといえば、今まさに
H・バルデムとS・ヨハンソンの執拗で濃厚なベッドシーンがムーディに展開しており……
片や僕の真横ではそれを見ながら5コ目のパンをモソモソ食べる女性。
ジーザス! H・バルデムがどんなにプレイボーイでも
絶対にこの無粋なパン食い女だけは口説かないだろうよ!
ヘイヘイ!
それでももしH・バルデムにアバンチュールに誘って欲しいのならせいぜい……
パンは3コまでにしておくんだな!!!
と思わず大声で忠告したとかしていないとか……
ああ……スパニッシュよろしくなワイルドで率直、
小さいことなど気にしない器の大きな男になりたい(泣)
↓ミキ・マノイロヴィッチ氏(上)とキャプテン=ドン・ヴァン・ブリート氏(下)
|
|